content
 20200325
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

 20190530
黄色のワイヤーバスケット

ぐにゃりと曲がったバスケット、そうバスケットなんですよ〜。3本の留め棒を取るとこんな自由自在な形に。こうして壁に飾るとアートとして存在してくれる面白さがあります。横の棚とのバランスが面白かったので思わず写真におさめてみました。少量ずつですが楽しめるアイテムも随時オンラインショップに掲載しています。なるべく凝り固まらずに肩の力を抜いて更新していけたらと思ってます。このバスケット位の柔軟性が必要ですね〜〜

日本 古いワイヤーバスケット (sold out)

 20190529
寺園家の話

商品の納品も兼ねて寺園家へ少しだけお邪魔した昨日のお昼。久々の訪問だったけど家族がしっかりと根付いている感じのする寺園さんのお家は来る人来る人誰をも包み込んでくれるようで毎度安心します。いつも色んな話が持ち上がって皆で話すことが多いけど寺園さんや奥さんのゆうさんと話していると人間の原点に帰っていくようでいつも刺激的。原点に帰れば平和的に暮らせるんでしょうね。
縄文時代の人たちってその長く続いた時代の中で自然界のものが"円"として成り立っていることに気づいていたらしく、春夏秋冬の季節の巡りによって生かされている存在ということが分かっていたそう。地球上に生存する動植物を取り過ぎることがタブーとされすべては恵みものというような考え方で命を繋いでいったそう。興味深かったのがこの時代、遺跡などから武器がいっさい出てこなかったこと。争いがないことがここからも証明されるんですよね。その後時代が進み皆が田んぼや畑を持つようになると自分のものという強い独占意識から争いに発展していったという...たまたまふと見てみた記事が昨日お邪魔した寺園家と重なるものがあって驚いた。平和的に暮らせると言ってた原点は紛れもなく縄文時代かな。こんなに早くに実証されるとは。余談だと、縄文時代の人たちって四季折々の美味しいものを知っていたらしく意外に食ツウだったんじゃないの?という話。昨日寺園家で頂いたお昼も素材がピカピカに生かされていてそれはそれは美味しかった。

写真1枚目 | 背面に並ぶ寺園さんの備前焼たちと配達したインドの壺
写真2枚目 | 寺園さんのつくる軽やかなオブジェ

 20190525
香りの会のDMについて

来月末に開催する香木を用いた香りの会のフライヤーが刷り上がりました。このご時世に一枚一枚カッターで切りながら家庭用プリンターで刷り上げるフライヤーも中々なものですよね。使っている紙はインドの紙もの 荒々しく精製されきっていない感じがとても良くて度々少しだけつまむように使っていたけど今回は思い切ってDMそのものに 好きな仕上がりになりました。ふと思うと香木もインドや近隣の国々が産地となっていることに気づいて、たまたまの思い付きが思いがけないところでぶつかり合ったなんたる楽しい偶然!だからしっくりとくるのかな。ちなみに今回の線画は日本の版画からインスピレーションを受けて作成してみました。灰・炭・香木にクローズアップしてみたところ鉱物のように見えてこちらも楽しい仕上がり。当日に向けて少しずつ準備をしていきますよ。


香りの会 ー香木ー
6月29日(土)30日(日) 13時〜(2時間程度)
両日5名様〈ご予約制〉
ocoge shokuba 丸の内にて

 20190525
暑い時はひと休憩しましょう

携帯のカメラロールを遡って見ていると、ついこの間のGWの頃行きかえりにウールの薄手のコートを着ていることに驚愕...!じわりじわりようやく暑くなってきたかと思っていたけど今日のこの暑さ!岡山駅からお店まで歩く20分程の距離がずいぶん遠く長く感じた。私で言うといつも大通り沿いをひたすら真っ直ぐ城下に向かって歩いていって、城下の交差点のところで地下に入って対極に地上に上がる そこから市民会館の横を通ってお店まで が定番のコースとなっています。そこまで岡山駅から大体15分 今日のような日だと上から照らされ下から熱気が上がりほとんど最後は無心に近い状態で歩く...というような状態で15分歩いて一旦地下に。そうすると地下のヒンヤリとした空気、程良い暗さに一気に気持ちがほどけていく というとても幸せな数分間が味わえました。何となくここが私のプチ休憩場所 歩きは止めなくても気持ち的な休憩を味わえてる。とはいってもお店についた直後は顔まっかっか 火照りは冷めず。徐々にクールダウンするしかありません。お客様に歩いていらしてもらうなら本格的な休憩をぜひお勧めしたい。丁度城下の地下通りから少し南に位置した場所だと"ダンケ"がお勧めですよ お母さんたちのワントーン高い軽快なトークを横聞きしながらクールダウンを兼ねた一服に丁度良いです。
ちなみにお店でのクールダウン兼一服なら十郎さんの小ぶりカップがおススメ。冷たい麦茶が素焼きの質感とあいまってこの時期良いんですよね〜


齊藤十郎 素焼きカップ

 20190524
東京香堂のラボへ。

東京からすこし北上。山を削り出したような中に建てられた東京香堂のぺレス千夏子さんとご主人ジョフレさんの香りものの研究室。この小屋の中で新しい香りが生み出されてます。沢山の香りの種となる物が積み重ねられていて、それが無数の香料であったり香木になるかもと思い集められた木くずであったり線香を作る時にかかせないタブ粉であったり。様々をきっちり生かせられるよう千夏子さんが丁寧に拾い上げている様子が浮かぶ小屋の中。ちょうど線香づくりをしている最中で練りの途中を見せて頂きました。こうして書いていても香りが届かないのが残念。というくらい心地良い香りが部屋中に充満。千夏子さんはアルコール希釈された香料を独学で線香に落とし込み製品化されています。香料同士を組み合わせて新しい香りを生み出すこともお仕事の一環。東京香堂のファーストコレクションはそのようにして生まれています。五感の中でも直感的に感じやすい香りだからこそ、色々試させて頂くと自分の頭の中で沢山の引き出しがあいて記憶の中の香りと結びつける作業がフル回転で行われるような感覚になりました。ほとんどが天然の繊細な香りだからこそ感じられる楽しみかも。お昼過ぎにお邪魔してお話ししてたらあっという間に日が暮れ始めていてもっと香りの話に浸っていたかった...余談だと、香りを沢山嗅いだ後はなぜかお腹が空くそう。千夏子さんが勉強していたフランスの学校では皆さん片手にパンがお決まりだったようで。

写真1枚目 | 千夏子さんとジョフレさんのラボ。背面にはすぐ山が。
写真2枚目 | 無数の香料。ここから作り出したい香りに合わせて組み合わせる。
写真3枚目 | 小ロットの線香が作れる専用の機械。練り途中。

 20190516
花の会 萬やのゆきにて



春から月に数回、定期的に始まった瀬里奈さんの花の会に参加してきました。普段の瀬里奈さんらしい愛情の行き渡った会。心地よい空間の中で愛のある指導もあり。今まで我流で生けていた花も少しのヒントと技でここまでしゃんとした見た目になるのかと、いい刺激でした〜。自分の中のしっくり腑に落ちる感じに今までで初めて到達したような嬉しさ。花と器に淡々と2時間向き合った濃厚な時間でした。瀬里奈さんが試してみたいと話していた"こみわら"を使った生け方も私の中でじわじわときている…!
ひとまず花の会は萬やのゆきにて7月まで行うそうです。

 20190505
宗田佑介絵の展示と物物

さすがにワンピースの二枚重ねで外を歩いてたら暑い〜、くらいになりました。重ねてみたのはシルク混の涼しいワンピースと薄手コットンのハイネックワンピース、室内は丁度良い塩梅です。
宗田さんの万富店での展示は今日が最終日となりました。設営も併せると2,3週間前くらいから宗田さんの絵のある空間を見てきましたが日に日に絵が絵でなくなっていく不思議。周りに物が並べられて展示がスタートした日からより一層そう見えてくる。そもそもキャンバスも自由で段ボールに描いてあるものもあれば無骨な木にそのままペインティングされてるものもあったり。まさに世の中にコントロールされていない宗田さんから放出される絵は絵の枠からもずいぶんはみ出しているように感じます。羨ましいほどに自由な人。みずからによっている人。今後もおもしろい活動となりそうです。

Yusuke Muneta Exhibition of painting
2019年5月1日(水)−5月5日(日) 11:00-18:00
ocoge shokuba 万富店
岡山市東区瀬戸町万富634-1

 20190504
通勤方法変えてみました。

生粋の岡山生まれ岡山育ちのため今までの生活からは車がどーしても切り離せなかったけれど、今月から通勤を電車に変更してみました。家から最寄り駅まで徒歩5分、電車に揺られて終点の岡山駅からお店までは徒歩15分。結局車とさほどかかる時間は変わらないしコスト面ではお得だし、ということで初めての電車通勤。思えば学生時代も小中高の通学は歩き又は自転車だったので初めての電車に揺られる日々。まだ数日ですが毎日出掛けにソワソワ。車だと色々乗せられて安心しきっていたところが電車だとほぼ身一つ。運べるものだって限られるしちゃんとお洒落もしたいし。今は頂き物のTEMBEAのメッシュバッグに入れられる物だけを詰めて。それぐらいがちょうど良い。颯爽と歩けるのもいまの時期くらいでしょうか。もう少し暑くなってきたら着替えも入れられるようダグのバッグパックが登場するかな。
(写真/4月末頃の店写真 咲き乱れるモッコウバラ)