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 20200325
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 20181230
2018/12/30

本日仕事納め。文字通りには納まらず...今年後半は頭の中がまさに師走状態で駆けていったような気がします。でもまだまだ本当の駆け込みには到達していないかな。甘えず鞭を打たなきゃ。去年暮れに頭を巡らせていた深めていきたいことは、今年に入りぐんと吸収してきた気がする。香の事・茶事・芸事・芸道具を中心に落語まで。今思い返せばそれぞれにキーパーソンがいて、そのおかげで今年は様々な分野へ足を踏み込んだような。しみじみ有難いなぁ。あれこれ幅の効いてきた興味事に関することが今、内々から込み上げてくる楽しさがあって。不思議とそういうものって今まで見てきた・感じてきたものと繋がっていくんですよね。身震いを起こすような繋がり。来年の目標はその共感者を数珠つなぎに増やしていくこととしようか。

 20181224
実験的空薫

実験的空薫 其の一
白檀と沈香を合わせた空薫(そらだき)。目分量で白檀7の沈香3の割合。沈香の方が炭に近かったからか、時折煙をたてながら甘く濃厚な香りがポッと広がる。そのベースには白檀の緩やかな香りが持続的に。炭を半分にしていた為40分程のお楽しみ時間。
香りの立ち方は様々で組み合わせも数えきれない程。未知数な香のアレコレを実験的に楽しんでいきたいと思います。

香炉に見立てた弥生式土器 (sold out)

 20181222
赤いトレイ

近頃は無性に盆ばかりに惹かれてる。古物を選んでいる時も手に取るのはコレばかり。銅やメラミンなど素材もバラバラ。元の用途は違えど盆と思えば盆に成るようなものって無条件に良いんですよね。その中で今日はデンマーク製の真っ赤なトレイをご紹介。合板に赤の効いたこのトレイはほとんどフラットに近く少しの窪みが絶妙なんです。なのでディスプレイとして楽しむのも〇ではないでしょうか。個人的には壁に掛けても絵になるな、と。店内には散り散りと赤のポイントが在りますがこのトレイもその一つ。空間に色を添え、木の質感がどこにあっても溶け合います。

デンマーク 1960年代 木のトレイ

 20181217
香木を楽しむセット


"香り"という五感で感じられる楽しみの一種を広げてくれたのは、私の中では俗にいう和の香りが印象強かった。線香を始め、香木そのものの香りを楽しめる焚き方や焼香もその一つ。知らなかった世界をどんどん広げてくれるのだけど馴染みやすさや懐かしみ、芯から落ち着く秘密があるのは、長ーく続いてきた日本独特の香りの歴史がどこかで染みついているからなのかも。一度ハマってしまうと何をするにも香りが結び付く。以前より線香を中心に展開していた"東京香堂"から、香木そのものを焚いて香りを楽しめるセット商品が届きました。早速、気になっていたので手始めにと選んでくださる方も多く私としては香りを軸に繋がれることが只々嬉しい。ちなみにこのセットでの楽しみ方は"空薫き"という焚き方が一番お勧めかなと。火のついた炭から灰へ熱が伝わりその上にある香木が温められることでじんわりと香りの広がる焚き方。2枚目の写真は炭が燃え尽きた後。40分程かけてゆっくりと炭が燃えていき、香木の香りは1時間程かけてゆっくりと空間へ広がります。平安の時代より盛んだった焚き方、現代で楽しむなら軽快で楽しくあっても良いと思うのです。気に入りの器を香炉に見立て日頃の良い息抜きに。

 

東京香堂 香木を楽しむセット

 20181213
広島出張


昨日は広島・尾道へ。
事前に"広島一の美味しいピザを食べましょう"と気持ち舞い上がるような声をかけて頂き、ゆっくりピザを堪能した後ほの暗い明かりに包み込まれるギャラリーへ。出店の際に繋がった縁からさらに少しずつ繋がりここに訪れることが出来て、感慨深い思いを馳せつつ店主の方とも話を弾ませつつ...気づけば7時間。あっという間に感じました。話の弾む楽しい方、後半は店内にて落語鑑賞会。以前からすこし興味のあった落語への道も今回の訪問でぐっと広げてくれました。昨日の記憶を何度も遡りながら改めて余韻に浸る、今日はその断片探しのような一日です。広島を出た後、尾道へも向かいました。目的は坂の上のbar。漆のハイスツールを堪能しながらドリンクを堪能しながら。ここでも洞窟のようなほの暗さ。丸の内のお店にはさんさんと光が差すので2件とも対極的な面白さがありました。また広島一のピザが食べたくなるころに。

 20181210
ヒムカシの高機能ショートジャケット

従来のアウトドア素材をヒムカシの着眼点でより楽しくより軽快に仕立てた今期のアウトドアシリーズ。アイテムはバラバラでも、そうそうこういうの!が詰まっていて非常に悩ましい展開になっているのです。冬服だけど洗えることは大前提に、保温性・通気性・耐久性・速乾性などなど。こういう高機能性能ってあってもおかしくないはずなのに、何故か一番よく着る日常着には備わっていない。その当たり前を見事に払拭してくれてるような。一言で言ってしまえば嬉しいポイントが沢山なんです。ノーカラーのショートジャケットもまさにそこから発展したもの。見た目の薄手さからは想像できないくらい、着てしまうと一気にポカポカ。ハリのある生地に品があり、見た目には落ち着きと華やかさが。合わせを考えるのが楽しくなる一着かと。オフタートルとの相性◎でした。

ヒムカシ ショートジャケット (sold out)

 20181209
金澤宏紀の面取りカップ

今年9月の展示の際、新作として金澤さんが送って下さった面取りカップ。表面のデザインがほとんどない金澤さんのレパートリーからすると新鮮に映ったそのカップ。お話し聞きながらまじまじ眺めていると"それ、使うと凄くいいんですよ"とのこと。展示終わり自宅用に買わせてもらい使ってみたところ、本当に良さを実感。色んな意味で捉えられるかもしれませんが、使う前・使った後でちがう物に思えるくらいに。無性に飲みたくなる時の炭酸をこのカップで、が定番化してきたかな。純粋に使っていいと思えるカップ。店内でも光をうけて渋い華やかさを放っています。

金澤宏紀 面取りカップ

 20181207
ポジャギ


真ん中に色の集まったポジャギ。光が透けるとステンドグラスのように綺麗です。韓国へ買い付けに行かれた方から大切に譲って頂いたこのポジャギ、人の思いはジワジワと伝染していくのか、新しい丸の内のお店にピッタリはまってくれました。見るほどに楽しく、何ていったって女子心惹かれるこの配色。シワを生かし本来の用途の包みとして日常に溶け込ませるのも良いなと思うのです。とりあえずこのワクワクする配色を目のつくところに。

韓国 ヴィンテージポジャギ

 20181205
2018/12/4



 

前日辺りやっぱりバタバタで毎度の夜通しコースでしたが何とかオープン出来ました。近くなったから、と早速見に来てくださる方も多くてうれしい限りです。店内面白くなっていると思います、是非ワクワクしていただきたいです。オープンして1日経つたびに日の落ち方、影のうつり方、外の行き交い、近隣飲食店のい〜匂い(笑)が少しずつ分かってきて色々楽しいです。フラっと覗きにいらしてください。昨日・今日は店休日。昨日は福岡よりガラス作家の和田さんがいらして下さり少し打ち合わせを。2月にまた面白く変化しそうな予感です。どうぞお楽しみに。