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 20190930
三重・滋賀出張 2

窯焚き最終日、しかも最後の大焚べにタイミングよくお邪魔できることに。田中敬史さん手製の窯は以前から見させてもらっていたけどこうして稼働しているところを見るのは今回が初めて。見上げればすぐ裏には山。そのふもとの芝がしげる見晴らしの良い場所で器用な田中さんが組み立てた屋根の骨組みの中にある窯、その隙間から静かに炎が覗く。まわりが穏やかな場所だからか窯焚き中炎が覗く瞬間もこんなに静かなの?と思うくらい。丁度到着して3,40分程経った頃に最後の大焚べ。奥から順に薪が投入されていく。最後まで薪がくべられると行き場を失った炎が上からも噴き出していく。その数秒間の光景が非現実的でうつくしいなと思った。炎をずっと見ていられるのは太古から根付く気持ちが掻き立てられるからでしょうか。田中さんの作る焼き物の数は毎度すごい量。今回も作り過ぎたと言われていて窯に入れられなかったものはいつも違う場所に保管しているそう。でも結局次の時にはまた新しく作りたくなって前のを戻してそこから新しく作りなおして...と話されるその精神に毎度ワクワクさせられている。

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