| 2019年06月06日
縁とタイミング

お店をしながら動いているから全部がタイミングと縁だな〜〜と感じることが本当に多いです。人と人とが結び付いたり物と人とが結び付いたり物だけがどんどん結びついていったり 本当にその延長でお店はまわっているんだなーと良くも悪くも気づきます。ここ最近は頭の中が月末の香りの会でいっぱいで、数少ない香りものの資料や本を読みふけってます。図書館に行っても本屋に行っても、隣に置かれている茶の本・見立ての本に比べて香の本のまあ少ない事。書かれていることも大体が同じで同じような章が続いていたり、がほとんど。だからこそ著者の意見や感想が随所に盛り込まれて成り立っていて本として見ごたえがあって楽しい。今はまだ借りて読んだ本がほとんどで中々手にできていないけど手にしておきたい香の本は沢山。序章ですでに"あ、欲しい本!"と思うこともしばしばです。今読みふけっている2冊もまさにその通りですでに購入希望のリスト入り。丁度今読み進めてる章ではどちらも源氏香について書かれていて、しかも今まで読んでいた本ではさわりしか触れていなかったところを深く掘り下げいて面白い... これに影響を受けて数日前から源氏物語も見始めました。(さくっと読めるようにこちらは漫画で)そんなこんなでここ数日は深ーい香の面白さにより一層惹かれつつあります。それが面白い縁を引き寄せたのかこの間ふらっとお邪魔した先で出会った源氏香の図が描かれた紋帳。まさかまさかの良い出会いにビックリ。念ずるように考えてると必ず起こる不思議。

Konishi Konomi
| 2019年06月02日
香りの会 ―香木―

今月29日(土)30日(日)の二日間、ご予約のみの少人数で行う香りの会。 現代の香りの提案として東京香堂というブランドを立ち上げられたぺレス千夏子さんを講師にお招きして行います。 この会では、あくまで趣味の一環として楽しみながら日常に香りの習慣を落とし込んで頂けたらいいなと。 普段なかなかお目にかかれない香木に触れながら香りという幻想的な世界を堪能して頂けることと思います。 わたしの念願かなって実現する会。ぜひこの機会に味わって頂きたいのです。 まずは手始めに、香りのたき方について少し手順をご紹介いたします。 一息つきたい時、珈琲を淹れるように お抹茶を楽しむように しつらえを整えてみるように、香りものも良いひと手間で至極のひと時になります。自分のために がすごく良い心意気。

1|炭に火をつけ一面の四隅が白く変化するくらいまで待つ。
2|灰の中へ軽くうずめる。
3|香木を炭の上・近くへ振りかける。(炭の上だとしっかりと香り炭の近くだとほのかに香る)
4|振りかけた様子。
5|徐々に火が移ると炭の上の香木は熱により煙が上がる。




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香りの会 ― 香木 ―
2019年6月29日(土) 6月30日(日) 13時〜(2時間程度)
※両日とも満席になりました。
参加費 4,500円 | お持ち帰りいただく"香木を楽しむセット"の御品代が含まれています。
講師 東京香堂 ぺレス千夏子
会場 ocoge shokuba 丸の内 | 岡山県岡山市北区丸の内2丁目9-11 2F
※今展はご予約制の会となりますのでお電話・メールにてご予約下さい。
TEL 086-201-4212 MAIL ocoge.shokuba@gmail.com

Konishi Konomi
| 2019年05月24日
東京香堂のラボへ。

東京からすこし北上。山を削り出したような中に建てられた東京香堂のぺレス千夏子さんとご主人ジョフレさんの香りものの研究室。この小屋の中で新しい香りが生み出されてます。沢山の香りの種となる物が積み重ねられていて、それが無数の香料であったり香木になるかもと思い集められた木くずであったり線香を作る時にかかせないタブ粉であったり。様々をきっちり生かせられるよう千夏子さんが丁寧に拾い上げている様子が浮かぶ小屋の中。ちょうど線香づくりをしている最中で練りの途中を見せて頂きました。こうして書いていても香りが届かないのが残念。というくらい心地良い香りが部屋中に充満。千夏子さんはアルコール希釈された香料を独学で線香に落とし込み製品化されています。香料同士を組み合わせて新しい香りを生み出すこともお仕事の一環。東京香堂のファーストコレクションはそのようにして生まれています。五感の中でも直感的に感じやすい香りだからこそ、色々試させて頂くと自分の頭の中で沢山の引き出しがあいて記憶の中の香りと結びつける作業がフル回転で行われるような感覚になりました。ほとんどが天然の繊細な香りだからこそ感じられる楽しみかも。お昼過ぎにお邪魔してお話ししてたらあっという間に日が暮れ始めていてもっと香りの話に浸っていたかった...余談だと、香りを沢山嗅いだ後はなぜかお腹が空くそう。千夏子さんが勉強していたフランスの学校では皆さん片手にパンがお決まりだったようで。

写真1枚目 | 千夏子さんとジョフレさんのラボ。背面にはすぐ山が。
写真2枚目 | 無数の香料。ここから作り出したい香りに合わせて組み合わせる。
写真3枚目 | 小ロットの線香が作れる専用の機械。練り途中。

Konishi Konomi
| 2019年04月08日
香箱の思案

お気に入りをコンパクトに詰めた香箱をイメージしたくてようやくゴソゴソ手を動かし始めました。野点の時の茶箱を思い描きつつ、持ち運ぶことを考えた香箱なら行く先での香りの展開も想像しながら思案思案…出会った時からイメージが出来たドイツの年季の入った木製の蓋ものをベースに石原さんの粉引カップに線香、古紙で包んだ炭と黄瀬戸の香合を詰め込んだらそれらしくなった。思う形をもう少し詰めてゆきます。

Konishi Konomi
| 2018年12月24日
実験的空薫

実験的空薫 其の一
白檀と沈香を合わせた空薫(そらだき)。目分量で白檀7の沈香3の割合。沈香の方が炭に近かったからか、時折煙をたてながら甘く濃厚な香りがポッと広がる。そのベースには白檀の緩やかな香りが持続的に。炭を半分にしていた為40分程のお楽しみ時間。
香りの立ち方は様々で組み合わせも数えきれない程。未知数な香のアレコレを実験的に楽しんでいきたいと思います。

香炉 / 弥生式土器  6,500円

Konishi Konomi
| 2018年12月17日
香木を楽しむセット


"香り"という五感で感じられる楽しみの一種を広げてくれたのは、私の中では俗にいう和の香りが印象強かった。線香を始め、香木そのものの香りを楽しめる焚き方や焼香もその一つ。知らなかった世界をどんどん広げてくれるのだけど馴染みやすさや懐かしみ、芯から落ち着く秘密があるのは、長ーく続いてきた日本独特の香りの歴史がどこかで染みついているからなのかも。一度ハマってしまうと何をするにも香りが結び付く。以前より線香を中心に展開していた"東京香堂"から、香木そのものを焚いて香りを楽しめるセット商品が届きました。早速、気になっていたので手始めにと選んでくださる方も多く私としては香りを軸に繋がれることが只々嬉しい。ちなみにこのセットでの楽しみ方は"空薫き"という焚き方が一番お勧めかなと。火のついた炭から灰へ熱が伝わりその上にある香木が温められることでじんわりと香りの広がる焚き方。2枚目の写真は炭が燃え尽きた後。40分程かけてゆっくりと炭が燃えていき、香木の香りは1時間程かけてゆっくりと空間へ広がります。平安の時代より盛んだった焚き方、現代で楽しむなら軽快で楽しくあっても良いと思うのです。気に入りの器を香炉に見立て日頃の良い息抜きに。

香木を楽しむセット / 東京香堂  ¥4,212

Konishi Konomi
| 2018年04月27日
2018/4/26


お風呂上がり、本読みの時間にしようと決めていて、折角ならお供に線香を焚こうと思い立って器を片手に4種の中から一本を選んで焚き始め。
本の受け売りだけれど、線香を焚こうと思い立った瞬間から気持ちを落ち着ける作用って働くみたいですよ。

今日は4種の中から堀川を。
前回、香りの会を開いた時に私の中で一番抱いていた印象が覆った香り。それほど一人一人が受ける香りの印象が異なることを知れたいい会でした。

Konishi Konomi
| 2018年02月09日
2018/2/9


伝統文化から美徳を引き出し、現代のカタチに交える。
香りものを眺めてるとぺリアンの残した言葉の意味合いがとてもしっくりとくる。
懐古主義からいかに楽しくアイディアを生み出せるか。あくまで、楽しく。

Konishi Konomi