| 2019年05月24日
東京香堂のラボへ。

東京からすこし北上。山を削り出したような中に建てられた東京香堂のぺレス千夏子さんとご主人ジョフレさんの香りものの研究室。この小屋の中で新しい香りが生み出されてます。沢山の香りの種となる物が積み重ねられていて、それが無数の香料であったり香木になるかもと思い集められた木くずであったり線香を作る時にかかせないタブ粉であったり。様々をきっちり生かせられるよう千夏子さんが丁寧に拾い上げている様子が浮かぶ小屋の中。ちょうど線香づくりをしている最中で練りの途中を見せて頂きました。こうして書いていても香りが届かないのが残念。というくらい心地良い香りが部屋中に充満。千夏子さんはアルコール希釈された香料を独学で線香に落とし込み製品化されています。香料同士を組み合わせて新しい香りを生み出すこともお仕事の一環。東京香堂のファーストコレクションはそのようにして生まれています。五感の中でも直感的に感じやすい香りだからこそ、色々試させて頂くと自分の頭の中で沢山の引き出しがあいて記憶の中の香りと結びつける作業がフル回転で行われるような感覚になりました。ほとんどが天然の繊細な香りだからこそ感じられる楽しみかも。お昼過ぎにお邪魔してお話ししてたらあっという間に日が暮れ始めていてもっと香りの話に浸っていたかった...余談だと、香りを沢山嗅いだ後はなぜかお腹が空くそう。千夏子さんが勉強していたフランスの学校では皆さん片手にパンがお決まりだったようで。

写真1枚目 | 千夏子さんとジョフレさんのラボ。背面にはすぐ山が。
写真2枚目 | 無数の香料。ここから作り出したい香りに合わせて組み合わせる。
写真3枚目 | 小ロットの線香が作れる専用の機械。練り途中。

Konishi Konomi
| 2019年04月08日
香箱の思案

お気に入りをコンパクトに詰めた香箱をイメージしたくてようやくゴソゴソ手を動かし始めました。野点の時の茶箱を思い描きつつ、持ち運ぶことを考えた香箱なら行く先での香りの展開も想像しながら思案思案…出会った時からイメージが出来たドイツの年季の入った木製の蓋ものをベースに石原さんの粉引カップに線香、古紙で包んだ炭と黄瀬戸の香合を詰め込んだらそれらしくなった。思う形をもう少し詰めてゆきます。

Konishi Konomi
| 2018年12月24日
実験的空薫

実験的空薫 其の一
白檀と沈香を合わせた空薫(そらだき)。目分量で白檀7の沈香3の割合。沈香の方が炭に近かったからか、時折煙をたてながら甘く濃厚な香りがポッと広がる。そのベースには白檀の緩やかな香りが持続的に。炭を半分にしていた為40分程のお楽しみ時間。
香りの立ち方は様々で組み合わせも数えきれない程。未知数な香のアレコレを実験的に楽しんでいきたいと思います。

香炉 / 弥生式土器  6,500円

Konishi Konomi
| 2018年12月17日
香木を楽しむセット


"香り"という五感で感じられる楽しみの一種を広げてくれたのは、私の中では俗にいう和の香りが印象強かった。線香を始め、香木そのものの香りを楽しめる焚き方や焼香もその一つ。知らなかった世界をどんどん広げてくれるのだけど馴染みやすさや懐かしみ、芯から落ち着く秘密があるのは、長ーく続いてきた日本独特の香りの歴史がどこかで染みついているからなのかも。一度ハマってしまうと何をするにも香りが結び付く。以前より線香を中心に展開していた"東京香堂"から、香木そのものを焚いて香りを楽しめるセット商品が届きました。早速、気になっていたので手始めにと選んでくださる方も多く私としては香りを軸に繋がれることが只々嬉しい。ちなみにこのセットでの楽しみ方は"空薫き"という焚き方が一番お勧めかなと。火のついた炭から灰へ熱が伝わりその上にある香木が温められることでじんわりと香りの広がる焚き方。2枚目の写真は炭が燃え尽きた後。40分程かけてゆっくりと炭が燃えていき、香木の香りは1時間程かけてゆっくりと空間へ広がります。平安の時代より盛んだった焚き方、現代で楽しむなら軽快で楽しくあっても良いと思うのです。気に入りの器を香炉に見立て日頃の良い息抜きに。

香木を楽しむセット / 東京香堂  ¥4,212

Konishi Konomi
| 2018年04月27日
2018/4/26


お風呂上がり、本読みの時間にしようと決めていて、折角ならお供に線香を焚こうと思い立って器を片手に4種の中から一本を選んで焚き始め。
本の受け売りだけれど、線香を焚こうと思い立った瞬間から気持ちを落ち着ける作用って働くみたいですよ。

今日は4種の中から堀川を。
前回、香りの会を開いた時に私の中で一番抱いていた印象が覆った香り。それほど一人一人が受ける香りの印象が異なることを知れたいい会でした。

Konishi Konomi
| 2018年02月09日
2018/2/9


伝統文化から美徳を引き出し、現代のカタチに交える。
香りものを眺めてるとぺリアンの残した言葉の意味合いがとてもしっくりとくる。
懐古主義からいかに楽しくアイディアを生み出せるか。あくまで、楽しく。

Konishi Konomi