趣味の広がり

表すのにピッタリな言葉があったなぁと思う程、落語に"心酔"。文字通り、落語を聞けば聞くほど気持ちが脳内が酔いしれていくのがわかるような。落語にはまるきっかけをくれた方も今思えばそんなような目をしてたな〜。とりわけ噺家に詳しいわけでもないし、通な聞き方を知っているのかと言えばそうでもないし。そういう諸々を取っ払って触れたときにいつも思う、うすーい固定観念が勝手に分厚ーい膜のように蓋をし覆いきってしまっていたんだな〜と。興味だけでそこに踏み込んでしまったけれどまた一つ楽しみの幅が増えたということで。落語を一通り聞き終わった時の感覚は映画のエンドロールをボーっと眺めている感覚に近いように思うのだけど。余韻に浸りながらオチの部分を何度も脳内で巻き戻してみたり。今の感覚で十分に面白い。特によく聞くのは江戸落語。時代背景、物の扱われ方、人情などなど知り得なかったことがこんなところで楽しみながら聞けるのね、という感じに。聞きながらへぇ〜なんてこともしょっちゅう。物を扱う者としてはそこもまた楽しいのです。

Konishi Konomi
インドの布モノ

アジアの古布を集約した本を見ていて発見したゆるやかな刺繍が施されたカンタ。(写真一枚目)噂に聞く出来事なんかを記録するように刺繍したりもするらしく、その中に空想も交えながら刺し進めていくそう。絵からも物語っているけど本当に大らかだなあ。大勢の方が口を揃えて言うように、こういう頭の柔らかさに到底敵わないなと思うのです。最近また頭がキューっと締め付けられていた。そうなるとそれに伴い視界もどんどん狭くなり考えも一辺倒になり同じ事の中でぐるぐる彷徨うだけのような。そうなる時に目の前の"物達"や未知の詰まった文献・本はそこからひょいっと軽やかな方向へと転換させてくれますね。結局は物に助けられているなあとしみじみ思うのです。(写真二枚目:店内のフルカリ/インド パンジャーブ地方)

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お正月紀行


今年の正月は程よく忙しく動けて良かった。2日は福山3日は京都へ。寺 禅画 見立て 庭 湯豆腐 温泉 茶室 掛け軸。気になる物・事をこの機会に存分に味わおうと見回ってきました。福山は一件だけ、去年も同じ日に訪問してました。山の中にある禅寺でもてなしがとても良いのです。今回は温泉・湯豆腐を目的に。そもそも禅に興味を持ちだしたのは名古屋で行われていた展示がきっかけで、そこでテーマとされていた"〇△☐"様々な解釈があるようですが本当の意味はよく分かっていないそうで。その時に"〇△☐"はこの人が有名なのよ、と書家の方に教えて頂いた仙(せんがい)の人柄にぐっと惹かれたのが大きくて。まるで知り合いを紹介して下さるかのように楽しそうに仙僂凌佑箸覆蠅砲弔い洞気┐堂爾気蠅佞鵑佞鵑畔垢い燭里舛垢阿膨瓦戮董元々知っていた白隠につながり禅語につながり禅寺につながり、行きたい禅寺をマップ上でチェックし...のようにして行きたいところも増え、知りたい事も増え。禅そのものの教えに興味が湧きそれは今でもずっと変わらず。そこに色々の応えがあるような気がしているのです。単純に共感でき落ち着ける作用も大きいのかも。とはいいつつまだまだ知らないことだらけ。勉強勉強。

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2018/12/30

本日仕事納め。文字通りには納まらず...今年後半は頭の中がまさに師走状態で駆けていったような気がします。でもまだまだ本当の駆け込みには到達していないかな。甘えず鞭を打たなきゃ。去年暮れに頭を巡らせていた深めていきたいことは、今年に入りぐんと吸収してきた気がする。香の事・茶事・芸事・芸道具を中心に落語まで。今思い返せばそれぞれにキーパーソンがいて、そのおかげで今年は様々な分野へ足を踏み込んだような。しみじみ有難いなぁ。あれこれ幅の効いてきた興味事に関することが今、内々から込み上げてくる楽しさがあって。不思議とそういうものって今まで見てきた・感じてきたものと繋がっていくんですよね。身震いを起こすような繋がり。来年の目標はその共感者を数珠つなぎに増やしていくこととしようか。

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広島出張


昨日は広島・尾道へ。
事前に"広島一の美味しいピザを食べましょう"と気持ち舞い上がるような声をかけて頂き、ゆっくりピザを堪能した後ほの暗い明かりに包み込まれるギャラリーへ。出店の際に繋がった縁からさらに少しずつ繋がりここに訪れることが出来て、感慨深い思いを馳せつつ店主の方とも話を弾ませつつ...気づけば7時間。あっという間に感じました。話の弾む楽しい方、後半は店内にて落語鑑賞会。以前からすこし興味のあった落語への道も今回の訪問でぐっと広げてくれました。昨日の記憶を何度も遡りながら改めて余韻に浸る、今日はその断片探しのような一日です。広島を出た後、尾道へも向かいました。目的は坂の上のbar。漆のハイスツールを堪能しながらドリンクを堪能しながら。ここでも洞窟のようなほの暗さ。丸の内のお店にはさんさんと光が差すので2件とも対極的な面白さがありました。また広島一のピザが食べたくなるころに。

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2018/12/4



 

前日辺りやっぱりバタバタで毎度の夜通しコースでしたが何とかオープン出来ました。近くなったから、と早速見に来てくださる方も多くてうれしい限りです。店内面白くなっていると思います、是非ワクワクしていただきたいです。オープンして1日経つたびに日の落ち方、影のうつり方、外の行き交い、近隣飲食店のい〜匂い(笑)が少しずつ分かってきて色々楽しいです。フラっと覗きにいらしてください。昨日・今日は店休日。昨日は福岡よりガラス作家の和田さんがいらして下さり少し打ち合わせを。2月にまた面白く変化しそうな予感です。どうぞお楽しみに。

Konishi Konomi
2018/11/26

今週末の土曜日にオープンを予定している丸の内のお店、順調に何とか進んでおります。いつものバタバタ具合から考えると順調すぎて怖いくらい 根っからのビビり癖です。今日で床の剥がし作業が終わり、これからやっと物が運び込める様子。ここからが楽しい時 のはずなのに作業が一段落するといよいよ見えてくるオープンの気配。ここでもビビり癖・不安症が発揮され何故だかマリッジブルー感覚。オープニングブルーというの?ここからが楽しいはずなのに!配置を終え、モノを並べ始めるころには払拭されることでしょう そう思いたい。楽しいを詰めこみオープンを迎えたいと思います。

ocoge shokuba 丸の内 12月1日(土曜日)OPEN

Konishi Konomi
2018/8/29


しばらくぶりの投稿。
記事にしたいことを頭では考えていても綺麗にまとめ上げようとするから当分の間手が止まっていました 勿体無い…。考える前に動くこと、今の大きな大きな課題です。
最近の頭の中は9月に控えた金澤さんの展示について、が殆ど。お店では初めての焼き物の展示。体感のできる良さを前面に出したくて、萬やのゆきの小野瀬里奈さんにもご協力頂くことになりました。
喫茶も茶会もせりなさんの感覚に落とし込まれたもの。その空気・味覚からの体感によってのまれるような気持ちに浸っていただきたい。
私も浸りたい。(笑)

写真 / 萬やのゆきにて
Konishi Konomi
2018/5/15


クルト・ブラッシュの禅画の装丁がとても好き。装丁に一目惚れして手に取ったら中身も今まさに欲していたもので、二度嬉しい思い。少しずつ少しずつ読みすすめては装丁を眺めてます。気持ちの良いバランスが詰め込まれている感じが本当に堪らない〜 身の回りも気持ちの良いバランスでそろえたくなる。

Konishi Konomi
2018/5/7


いよいよ形が見えてきた、和室の改造。
去年の移転したての頃から考えると空間を作っていくのに案が沢山溢れてて。ひとつひとつその場で決めていきながら作り進んできた改造空間づくりもあとは和室を残すのみになり、此処はお店の心臓部分になるんじゃないかと考えてる。
だからこそ今まで以上に慎重に。でもきっと2人の性格だから始めだしたら突拍子もなく進んでいくんだと思うけど。
お披露目は早ければ梅雨頃になるかな。

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