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 20191105
温度差 青チェックの目隠し布

一日お店にいる中で、日中の気温と朝晩の気温が10℃以上も違う今日のような日は、日ののぼりしずみに合わせてこまめに体も動く。日中の日が差している時は大きなガラス窓からサンサンと差し込む太陽光だけでサンルームのようになり冷房が必要なくらいであるし、今くらいの夕方で日が沈みかかってくると外の気温に合わせて徐々に冷えてくるからドアを開け放っているのが心地よくなる。11月にもなってまさか冷房をかけることになろうとは...その代わり冬はぬくぬく、今までの店舗の中で一番シアワセ。(一店舗目:コンクリートブロックの離れ小屋 二店舗目:部屋数の多い古民家)
店じまいの時の目隠し布にと、インドの布物を即席でそれ仕様に。ただの布だと味気ないしなと思っていた時にひらめきそのまま作ってみたら毎日らせん階段を上った先にさわやかな青チェックが覗きそれだけで気分は上がります。間違えて休みの日に来店された方には残念なブルーに映りそうですが。

 20190930
三重・滋賀出張 2

窯焚き最終日、しかも最後の大焚べにタイミングよくお邪魔できることに。田中敬史さん手製の窯は以前から見させてもらっていたけどこうして稼働しているところを見るのは今回が初めて。見上げればすぐ裏には山。そのふもとの芝がしげる見晴らしの良い場所で器用な田中さんが組み立てた屋根の骨組みの中にある窯、その隙間から静かに炎が覗く。まわりが穏やかな場所だからか窯焚き中炎が覗く瞬間もこんなに静かなの?と思うくらい。丁度到着して3,40分程経った頃に最後の大焚べ。奥から順に薪が投入されていく。最後まで薪がくべられると行き場を失った炎が上からも噴き出していく。その数秒間の光景が非現実的でうつくしいなと思った。炎をずっと見ていられるのは太古から根付く気持ちが掻き立てられるからでしょうか。田中さんの作る焼き物の数は毎度すごい量。今回も作り過ぎたと言われていて窯に入れられなかったものはいつも違う場所に保管しているそう。でも結局次の時にはまた新しく作りたくなって前のを戻してそこから新しく作りなおして...と話されるその精神に毎度ワクワクさせられている。

 20190924
三重・滋賀出張 1

三重・滋賀への出張は毎回突然に決まる。今回もひとつ気にかかる事柄から見事にすべてのタイミングに繋がって行くなら今、と急遽4日前に決定。そして毎度の事1日だけの弾丸出張。
約半年ぶりに訪れた安永さんの工房は台風の影響もあってか竹達がワサワサと音を立てて飲み込みそうな中に位置してて(なんと工房の一角では竹が一本突き抜けていた)入り口にはお手製の引っ掛け網戸。その奥からあらわれる安永さん。この半年の間にも表現の幅が広がりより可能性を見出されたようでその場にあった作品にも、何より安永さんの活き活きと話す姿にも感じ取ることができて私の核の部分も揺さぶられた。作品は格段にパワーを増していた。多分そこに安永さんの好奇心の精神がより乗っかっているんじゃないかなと思う。これから行おうとされてることも嬉しそうに話してくださった。作品を世に出すまでに関わる人達が少し嬉しくなれる作品が出来たら。と話されてたのが記憶に残ってる。少しという表現も安永さんらしくていいなと思った。

 20190909
ミニマム茶会

即席で開かれた可愛いお茶会。とっても小ぶりな茶器と急須にあわせて京都土産に頂いた金平糖を即席でタイの小皿に。台はアメリカのスツールが大きさもぴったりはまっていました。それを大人三人で囲む。茶箱だって仕覆だって今に合ったやり方で、を遂行している粋な人。ふらりと訪れては毎度こうしたワクワクを届けてくださいます。あー楽しかった。

 20190803
倉敷へ

先日の火曜日おそろしい猛暑の中倉敷へ。汗だくだくになりながらの打ち合わせ。立派な建物の中、目の前に広がる庭園を堪能しながら縁を繋いでくれた萬やのゆきの瀬里奈さんをお呼びして花生けやお茶の時間を楽しませてもらいました。ほんとうに贅沢な時間だった。この場所を生かしながらお店の枠を飛び出したことがしてみたい。今回も勘と好奇心をたよりに動き進めることとなりそうです。

 20190726
瞬間的で好きなものごと

知り合いの方のギャラリーにお邪魔した時店内に入った瞬間から甘いながらも渋みのある線香の香りが充満していてすごく気持ちが高揚したのを覚えてる。そのお線香は帰り際に頂いて帰って今も時たまお店で焚いてみているけど最近ふと気づいたことがあって、一本燃焼し終わる時ほんの一瞬だけど香り方が違うものになる。それまでは甘さと渋さが相まって重厚感のある香りが続き、本当に最後の最後燃焼し終わる直前に急いだみたいにすっきりとしたスモーキーな香りがさっと出てきて消える。ここ最近はカウンターの上で焚くことが多いから余計に感じ取ることが出来たんだろうけど何とも癖になるスモーキーさが感覚から離れない...瞬間的で好きなもの でいえば落語家志の輔さんの枕(本題に入る前の小話)から本題に入る時の切り替えもとても好き。一瞬の事過ぎて呆気にとられるほどの瞬間技、のように私は思います。色んな噺家さんがいてそれぞれに切り替え方にも個性が出ているんでしょうけど志の輔さんの切り替え方は世間話から一気に物語の方へ引き込んでいくのが圧巻だなあと。毎回聞く度にこの切り替えはまだかまだかと楽しみにしているポイント。
お店でも目で見て瞬間的に好きになる箇所がいくつかあります。配置変えをするたびに見えてくるから面白い。写真の二つの箇所も今とても好きだなあ。

 20190714
はじまりの話

中学生の頃に母がふと、将来自宅で雑貨屋を開くのもいいね 楽しそう。と話してたのを真に受けてそれが高校の志望の動機になり丁度10年経った時にそれが実現できた。自分の事ながら未だに嘘みたいでとりあえず今は目の前のことに気を取られがちだけどこの繰り返しで気付いたら3年。さすがにこのまま目の前のことだけにがむしゃらは嫌だな 懐古もしながら先を見ていく楽しみを増やしたい。
情けないことと人様に迷惑をかけることはするな 好きなことはとことんしたらいい、と今日はひとつ格言をもらいました。かっこいいことをしましょうと話し合ったりもして。さあさあ頭を柔らかく。

|伊万里 腹割れ徳利 5,000円

 20190708
倉吉出張

七夕の昨日はお店をお休みして一日鳥取の倉吉へ向かっていました。自宅からちょうど二時間程度。途中まで開通した岡山道を走ってみたらちょうどいい距離。今までの鳥取旅は食事する場所などあんまり考えていなかったから結局行ったら行ったでご飯処を探すのにも休憩処を探すのにも難民化してましたが今回はゲストハウスたみで皆さんにおススメどころを沢山教えて頂き朝からすでにご飯の気分。昼も夜も困ることなくスムーズに目的地へ。そしてどこも本当に美味しかった〜〜堪能しながらまた皆さんに報告したいなと頭に浮かばせつつ。いつも行先は目的の場所重視に動くので最近特にその場その場で美味しいご飯処を聞くことが多いのですが本当に毎度間違いなしです。それに食事難民にならないので効率的にも◎ということで嬉しいことづくめでした。帰りは旅のフィニッシュに三朝温泉。ここも人にお勧めしてもらった場所。温泉街の中にあるこじんまりとした公衆浴場は地域の人たちが自然と集まって世間話をして「ではおやすみなさぁい」と出ていくのがお決まりのようでとてもいい雰囲気。あつあつの温泉にもほぐされました。川沿いには開放的な野外温泉もあったりで良い観光地ですね。これだけ書くとただの旅のレポートになってるようですがちゃんとお仕事もしてきましたよ。近々選んできた配色・カラーリングの効いた布物を並べます。またこちらでもお知らせしますが今日はひとまず旅の思い出を。

 20190529
寺園家の話

商品の納品も兼ねて寺園家へ少しだけお邪魔した昨日のお昼。久々の訪問だったけど家族がしっかりと根付いている感じのする寺園さんのお家は来る人来る人誰をも包み込んでくれるようで毎度安心します。いつも色んな話が持ち上がって皆で話すことが多いけど寺園さんや奥さんのゆうさんと話していると人間の原点に帰っていくようでいつも刺激的。原点に帰れば平和的に暮らせるんでしょうね。
縄文時代の人たちってその長く続いた時代の中で自然界のものが"円"として成り立っていることに気づいていたらしく、春夏秋冬の季節の巡りによって生かされている存在ということが分かっていたそう。地球上に生存する動植物を取り過ぎることがタブーとされすべては恵みものというような考え方で命を繋いでいったそう。興味深かったのがこの時代、遺跡などから武器がいっさい出てこなかったこと。争いがないことがここからも証明されるんですよね。その後時代が進み皆が田んぼや畑を持つようになると自分のものという強い独占意識から争いに発展していったという...たまたまふと見てみた記事が昨日お邪魔した寺園家と重なるものがあって驚いた。平和的に暮らせると言ってた原点は紛れもなく縄文時代かな。こんなに早くに実証されるとは。余談だと、縄文時代の人たちって四季折々の美味しいものを知っていたらしく意外に食ツウだったんじゃないの?という話。昨日寺園家で頂いたお昼も素材がピカピカに生かされていてそれはそれは美味しかった。

写真1枚目 | 背面に並ぶ寺園さんの備前焼たちと配達したインドの壺
写真2枚目 | 寺園さんのつくる軽やかなオブジェ

 20190525
香りの会のDMについて

来月末に開催する香木を用いた香りの会のフライヤーが刷り上がりました。このご時世に一枚一枚カッターで切りながら家庭用プリンターで刷り上げるフライヤーも中々なものですよね。使っている紙はインドの紙もの 荒々しく精製されきっていない感じがとても良くて度々少しだけつまむように使っていたけど今回は思い切ってDMそのものに 好きな仕上がりになりました。ふと思うと香木もインドや近隣の国々が産地となっていることに気づいて、たまたまの思い付きが思いがけないところでぶつかり合ったなんたる楽しい偶然!だからしっくりとくるのかな。ちなみに今回の線画は日本の版画からインスピレーションを受けて作成してみました。灰・炭・香木にクローズアップしてみたところ鉱物のように見えてこちらも楽しい仕上がり。当日に向けて少しずつ準備をしていきますよ。


香りの会 ー香木ー
6月29日(土)30日(日) 13時〜(2時間程度)
両日5名様〈ご予約制〉
ocoge shokuba 丸の内にて